秋春制を見据え?野々村チェアマンが信州訪問。

Jリーグの野々村チェアマンが長野県を訪問し、メディアの取材を受けています。いわゆる「信州ダービー」の視察かと思いきや、次のダービーは10月15日開催とのこと。


そうなると、現在Jリーグが検討を進めている「秋春制」と関係があるのでは・・・という見方にどうしてもなります。以下は信濃毎日新聞に掲載されたインタビュー記事です。無料会員登録ですべて読むことができますので、ぜひ一読を。

秋春制に関しては、カターレ富山が開催したタウンミーティングの内容も話題になっています。まだ課題は残されているものの、だいぶ前向きになっている印象です。


Jリーグは地方のクラブがそれぞれの地で輝くことを謳っている一方で、世界に通用するビッグクラブの創出も掲げています。相反するような方針ですが、結局のところどちらもやる必要があり、あとは重みづけの問題なのでしょう。

先の野々村チェアマンのインタビューに戻ると「DAZNは今季からJ3の放映権を手放しています。」という発言がありました。今年になって放映権契約が見直され、来年からJ3の配信がなくなることは発表されていますが、契約上ではすでに今年からJ3は外されているということです。


DAZNが結んでいる契約は有料放送およびインターネット配信が対象であり、無料放送は対象外である・・・ということは何度も書いてきましたが、今年に入って鳥取県のCATV「中海テレビ」がJ3・ガイナーレ鳥取のホームゲームを放送しています。この契約の枠組みでは、有料であるCATV局が試合を中継することはできなかったはずです。


なので、来年を見据えてDAZNが許可を出したのかな・・・とも思ったのですが、実際はすでに枠組みから外れているので、CATVでも問題なく中継できるということのようです。ですから、今年DAZNがJ3を配信しているのは非独占だと解釈したほうがよいのでしょう。


来年からのJ3の放送・配信についてはとくに発表はなされていませんが、CATVを含めた地方局での露出を増やすことが基本路線になるでしょう。そのうえで、全試合を視聴できるよう配信先を見つけることになります。見つからなければYouTubeでの無料配信もあり得ます。

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