2026愛知アジア大会、電通の後釜は4社連合に。
次回のアジア大会は2026年に愛知県で開催される予定ですが、スポンサー企業を集めるマーケティング担当代理店に、新東通信を代表とする4社のグループが選定されたとのこと。残り3社はJTBコミュニケーションデザイン、凸版印刷、そして楽天グループです(50音順)。
今年2月に内定していた代理店が辞退したため再選定が行われたそうで、その企業とは電通だと言われています。まぁ、国際的なスポーツイベントでこの役割を果たせる企業は、日本だと電通しかないですよね・・・と言ったところです。
しかし、東京五輪で発覚した汚職により、公共的な仕事が受注できない状態となりました。電通がだめなら博報堂やADKが・・・と言いたいところですが、みんなまとめてアウトになっています。
新東通信は名古屋のいわばローカル代理店で、かつては1988年の名古屋五輪の誘致に携わり、2005年の愛知万博も担当していたとのこと。
これまで国際的スポーツイベントにおいて電通が果たしてきた役割には功罪ありますが、日本国内においてはやはり電通に対抗できる存在がいなかったことが腐敗の要因となっていたことは間違いなく、このピンチをチャンスに変えていかなくてはなりません。
放映権の販売についてはこの契約の範疇ではなさそうなので、また別途代理店の選定が行われるものと思われます。その際には電通が復活する可能性ももちろんあります。
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