電子看板はARでまた進化する…んですか?

ドイツ・ブンデスリーガにおいて、ピッチサイドに並べられているスポンサーボードにAR技術を用いて映像を合成し、放送される地域ごとに異なる広告を表示するテストが開始されたとのこと。
でも、この記事を読んで思ったのは、これってAR技術と呼んでいいの?という素朴な疑問。さまざまなスポーツ中継で合成技術は普通に使われてますからね。とくに水泳に登場した、世界記録のラインが動く映像は初めて見たときぶったまげましたよ。

そしてもうひとつ。このエリアターゲティング技術はメジャーリーグなんかでもう実用化されているわけです。中継で日本企業の看板ばかり出てくるなぁ…と思ったら疑ってみてください。実際のスタジアムでは単なる緑色の看板かもしれません。
ちなみにエンゼルスの試合に出てくる東京西川の看板は本物だとのこと。

まぁ、サッカーのピッチサイドは長いですし、選手の動きも激しいですから、その中で違和感なく合成できれば確かに高い技術力だと言うことはできます。
ただ、そろそろ皆さん本音をぶちまけていいと思いますよ。あの看板、ぶっちゃけどう思います?広告である以上、商品や企業へのイメージアップ効果がなければ意味がないわけで、広告技術が進化するならば、それに応じて効果測定の技術も進化しなければならないのです。

ネットを見ていると嫌でもうざい広告と付き合わざるを得ないわけで、今後はスポーツ中継にも同じ時代がやってきます。見る人によって異なる看板が出てくる時代はもうすぐですよ。いまから覚悟が必要です。

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