自転車ロードにまた新たなリーグ構想。CVC関与か。

サイクルロードレースのトップチームである、ユンボ・ヴィズマ、イネオス・グレナディアーズなど5チームが新たなリーグ創設の構想を持っていると報じられています。この話には、投資会社のCVCキャピタルパートナーズが絡んでいるのだとか。


主催者は沿道の観客から入場料収入を得られず、チームは放映権料の配分を得られない脆弱なビジネスモデルの克服は以前から課題ではあるのですが、結局のところ大手資本が現れて札束の力で解決していくしかないのでしょうか。

今年頭には、UCI(世界自転車競技連合)による「UCIロードチャンピオンズリーグ」の構想が明らかになっていますが、いまのところ具体的な進展は報じられていません。


また、有力チームが共同で設立した組織・Velonによる「ハンマーシリーズ」が以前開催されていましたが、コロナ禍で中止になって以降は立ち消えの状態です。

CVCの出資先は、サッカーのラ・リーガやリーグ・アン、テニスのWTA、バレーボールのFIVBなど多岐にわたり、またかつてはF1の運営会社に出資していたことも。コロナ禍の際には、苦しんでいる時に札束で頬を叩くイメージがありましたけど、回復したいまとなっては将来性を吟味して投資先を選んでいるようにも思われます。


また、近日中にオランダ・アムステルダム市場に株式上場を予定しているとも報じられています。資金面ではよりパワーアップが期待できる一方で、より投資先への姿勢がシビアになっていく懸念もあります。

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