【記事分割します】skyの買収合戦、いよいよ決着へ

【追記 9/24 12:30】
BBCによるとコムキャストの勝利確定のようですね。買収総額は300億ポンド…確か1ポンド=150円くらいなので、4.5兆円?目がくらくらしますね。

後ほどまた追記する予定でしたが、長くなるので別記事にします。
21世紀FOXとコムキャストによるskyの買収合戦は最終局面へ。異例の入札方式によって決着することとなった。
現時点ではコムキャスト有利と報道されているが、結果は24日7時(日本時間15時)に判明するとのこと。わかり次第また追記します。
簡単に概要を書いておくと、21世紀FOXは映画・ドラマ制作でおなじみの20世紀FOXグループなどを傘下に抱える持株会社であり、ヨーロッパで衛星放送などを手がけるskyの株式を約4割保有している。

すでにエンターテイメント部門をディズニーに売却することを発表。skyの株式を買い増しすることで完全子会社化するつもり。衛星やOTTといったプラットホームをテコにしてグループを再編する。

そこに待ったをかけたのがコムキャスト。アメリカ最大のCATV業者であるとともに、テレビ3大ネットワークのひとつであるNBCと、映画のユニバーサルを保有する。すなわち大阪のUSJも保有する(^-^;

最近はFOXが勢いを増して3大から4大ネットワークと呼ばれるようになったし、コムキャスト側から見れば、コンテンツにおいても、そしてプラットホームにおいても目の上のたんこぶ。
skyを獲得することは、FOXの力を削ぐとともにヨーロッパでのビジネスを拡大するにあたっての大きな足掛かりとなる。

よって、大西洋をはさんだ一大争奪戦が繰り広げられているという次第です。そして、この結果はコンテンツとプラットホームの両面において重大な影響を与えることになります。さて勝つのはどっちか?

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