2大会が同時進行!村田選手とマッチルームの行方
※本記事は、DAZNとカネロ選手の契約が発表される前に執筆したものです。あらかじめご容赦ください。
いよいよ日本時間のあした(10/21)、村田諒太選手の防衛戦がラスベガスで開催される。ラスベガスで日本人選手がメインイベンターを務めること自体が快挙だし、もし勝てば群雄割拠のミドル級戦線において大きな前進となる。
この試合はDAZNで独占配信されるわけだけど、ほぼ同じ時間にもうひとつのボクシング大会が配信される。
DAZNと合弁会社を設立しているマッチルーム・ボクシングの興行で、メインイベントは村田選手と同じミドル級。アンドラーデ選手とカウトンドクワ選手によるWBO王座決定戦。
もともとはWBO王座であるサンダース(ソーンダース)選手にアンドラーデ選手が挑戦する予定だったが、サンダース選手にドーピング違反が発覚し王座剥奪。急遽対戦相手が差し替えとなり、マッチルーム社にとってもメンツを潰された感じ。
アンドラーデ選手はマッチルーム社と契約しているので、ここはすっきり勝ってタイトルを獲得したい。
そしてもうひとり、マッチルーム社と契約しているミドル級の選手がいる。
元WBA王者のジェイコブス選手で、10/27(現地時間)にIBF王座決定戦を行う。おそらくこの試合もDAZNで配信されるものと思われる。
ミドル級戦線の現状については他に詳しいブログがたくさんあるので深く首を突っ込むつもりはありません。
ここでは当ブログの趣旨にのっとり、契約絡みの話にフォーカスします。
もしアンドラーデ選手とジェイコブス選手がともに勝利すれば、両者の「同門対決」も選択肢のひとつにあがっているとか。(村田選手はトップランク社と契約)
彼らのターゲットはまず「GGG」ことゴロフキン選手。先日の「カネロ」ことアルバレス選手との試合で初黒星を喫したが、僅差の判定であり彼の価値は落ちていない。
また、カネロ選手は次戦をスーパーミドル級で行うが、その後はまたミドル級に戻ると予想されているので今後もターゲットとなり続ける。いまのところミドル級はこの二人を軸に回っている。
ボクシングと言えばこれまではWOWOW。そこにDAZNが参入し、井上尚弥選手を抱えるフジテレビも黙っていない。こちらもまた三つ巴の状況。ちなみに香川照之さんは全部に関わってますけど(^-^;
とにかく村田選手は絶対勝利。そして試合内容も問われるところ。あとの二人もできれば勝ってほしい。個人的にはとにかく混沌が見たいです。
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