SPOTV NOW、月3,000円のプレミアムプラン導入。

SPOTV NOWは、来年1月20日から新たに月額3,000円の「プレミアムプラン」を提供すると発表しました。コンテンツは従来と変わりませんが、以下の機能が追加されます。


  • テレビ対応 →Android TV、Amazon Fire TV、Apple TVに対応
  • マルチビュー →1画面で最大4試合を視聴可能
  • アドフリー →広告なし


また、これと同時に年額18,000円の「年間パス」が終了し、新たに27,000円の「プレミアム年間プラン」が始まります。従来のユーザーにとっては、月額2,000円の従来プラン(ベーシックプラン)に入り直すとなると実質的な値上げと言えるでしょう。

また、ヘルプページには気になる表示が。プレミアムプランは最高画質が1080pであるのに対し、ベーシックプランは720pであると書かれています。これは、ベーシックプランのままだと従来よりも画質が低下するということでしょうか。だとすると、ちょっと頂けない感じですね・・・


なお、提携しているU-NEXTについては現時点で発表がありません。U-NEXTでも価格改定が行われる可能性がありますので、発表があれば追記します。

スマートテレビへの対応はSPOTV NOWのサービス開始当初から課題となっており、ようやくか・・・といったところです。U-NEXT経由であればスマートテレビでも視聴できるのですが、この課題は日本に限らずSPOTV NOWが展開されている韓国や東南アジアでも共通のものです。


アドフリーも、最近広告が嫌われつつある状況においては望まれる機能と言えます。ただ、これを導入したことによって差額の1,000円分がどこまで吸収されるのか。また、この機能にお金を払う人は購買力のある層であり、結果的に広告の効果を薄れさせる可能性を秘めています。


プレミアリーグの放映権は現在3年契約の2年目。初年度は月額1,300円で、2年目は2,000円です。放映権料については1年で2,670万ドル(3年総額で8,000万ドル)という報道もあります。ポンド建てであれば米ドルほどの円安ではありませんが、それでも影響は受けます。

プレミアのイギリス国内における次期放映権が決着し、今度は他国での入札が始まっていきます。日本では来年の暮れ~再来年の初頭あたりになるでしょう。3年間で投資をきちんと回収し、次のサイクルも落札できるのか。これからが勝負です。今回の価格改定に続いて、来シーズンの前にまた動きが出ることも充分に考えられます。

MLBも大谷翔平選手の移籍でさらに話題が賑わっており、来シーズンに向けて契約数を増やしたいところ。おそらくエンゼルス中心の編成はドジャース中心に変わるものと思われますが、基本的にMLBとは一括契約なので、カードが異なっても金額は変わらないものと理解しています。もちろん、これから移籍先が決まるであろう山本由伸選手や今永選手にも期待がかかります。

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