リーグ・ワンの放映権料増。Jリーグも予算増。
第1位の発表まで終わりましたが、今年は最後までニュースの記事があります。
ラグビーのリーグ・ワンは12月28日に昨シーズンの決算を発表。放映権収入は約5.8億円であり、前年度の約4.2億円から増額となっています。あくまでリーグ本体の決算なので、所属する各チームの事情は反映されていませんが、それでも黒字決算であることは評価していいでしょう。昨シーズンに続いてチームへの配分金も出すことができます。
今回の増収については、国内の放送量が大幅に増えたという印象はなく、海外からの収入が増えた要因のほうが大きそうです。もちろん円安の恩恵も受けています。
今シーズンはまた新たな海外の放映権契約が結ばれたと伝えられていますので、この調子であればさらなる増収を期待してよいかと思います。
増収と言えば、先日Jリーグが発表した2024年度予算についても触れておきましょう。放映権料に相当する公衆送信権料収益について、208億円の予算が組まれており、前年度の192億円から増加しています。
2024年はDAZNでのJ3の配信がなくなる予定となっており、その代替とする媒体もまだ発表されていませんが、それでも増収の予算を組んでいるということは、やはり円安の恩恵が大きいのか。もちろん、すでに次の媒体が内定しているのであれば前向きなニュースなのですが、ちょっとしたモヤモヤ感を抱えながら年を越すことになります。
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