TEAM Marketing、バスケの放映権販売へ。

FIBA(国際バスケットボール連盟)は、「FIBAインターコンチネンタルカップ」と「バスケットボールチャンピオンズリーグ」の両大会について、TEAM Marketingと戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。契約期間は2028年までです。

TEAM Marketingは、これまでUEFAの専属代理店的な立場として活動してきました。もともとは、アディダスと電通の合弁会社・ISLから独立して設立された会社であり、「TEAM」とは"Television Event And Media"の略なんだそう。ISLとTEAMの関係は、後のFIFAとUEFAの対立の原点ともなる話で掘り下げると面白いのですが、またどこかの機会で。


TEAMはUEFAと組み、欧州CLを創設して現在の発展を築き上げてきました。しかし、設立から30年以上を経過し転機を迎えています。UEFAは代理店を入札で決める方針に切り替え、アメリカでの権利を失っています。そのため、多角化を模索しており、先日はスイスの国内リーグの代理店になると報じられていました。


今回FIBAと契約を結んだ大会は、サッカーで言えばクラブワールドカップと欧州CLに相当する大会ですので、これまで培ってきたノウハウが充分に活かせるものと考えられます。

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