電動ボートレース「E1」発足。エクストリームEはHに。

先ほど紹介した、パデルの「ヘキサゴンカップ」は、フォーミュラEなどを創設したグループが発案したと書きました。同じグループが創設した競技は他にもありまして、今年から始まる電動ボートによる「E1シリーズ」もそのひとつです。今年の2月2~3日、サウジアラビア・ジッダで開幕戦が開催され、今年は7レースが予定されています。


すでにいくつかの放映権契約が発表されていますが、現時点で日本での放送・配信はまだ決まってませんので、新たな情報が入りましたら追記予定です。

ヘキサゴンカップにはテニスのナダル選手が関与しているという話を書きましたが、E1シリーズのチームオーナーとしても名を連ねています。その他にも、F1のセルジオ・ペレス選手、サッカーのドログバ選手、クリケットのトップスターであるヴィラット・コーリ選手、NFLのレジェンドであるトム・ブレイディ氏といった錚々たる顔触れが発表されています。

さて、その一方で同じグループによる「エクストリームE」は、今年限りでシリーズ開催を終了するとしています。来年からは水素燃料を利用した「エクストリームH」に生まれ変わる予定です。


電気自動車によるオフロードレースであるエクストリームEは、同じく電気自動車によるフォーミュラEとの差別化がうまくいかなかったのかもしれません。フォーミュラEは都市を走り、エクストリームEは大自然を走るという違いはありますが、動力は同じです。

新たに始まる「エクストリームH」は、早ければ2026年からFIA(国際自動車連盟)公認の世界選手権シリーズになるとのことで、そうなるとフォーミュラEに続いてFIAから大きなお墨付きを得ることになります。

【追記 2/1】

現時点で日本での放映権は発表されておらず、YouTubeでの配信となるようです。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000