アジアカップ・イラク戦の視聴率は17.6%。

1月19日(金)にテレビ朝日で放送された、アジアカップ 日本vs.イラク戦の視聴率は17.6%と発表されました(関東地区)。


ご存知の通り日本は1-2で敗れていますが、それでもこの数字というのは大健闘の部類と言ってよいかと思います。毎分の視聴率の推移は分からないのですが、前半終了間際に2点目を失ったのはさすがに数字を落としたのではないかと。それにも関わらず15%をクリアしてきました。

今回のアジアカップを含む、AFC主催大会の放映権に関するまとめを先日アップしました。改めて時系列で振り返ると、まず最初の入口として中国系のFMAがAFCの代理店となったことが大きなターニングポイントとなっています。当時、中国はサッカーバブルの最中にありました。


日本では代表戦の視聴率が伸び悩む状況が続いていました。地上波自体のパワーが低下していることもありますが、日本代表のレベルが上がり、アジアにおいてはワールドカップ出場が当たり前と言われるほどとなったのも大きな要因です。森保監督への批判の声も聞こえる中、今回の放映権契約が結ばれています。


その後、中国ではサッカーバブルが崩壊する一方、日本代表はカタール大会で躍進を遂げました。親善試合でいくら勝っても、真剣勝負はまた別です。多くのファンは真剣勝負を望み、たとえリードされても期待を寄せ続けた。その結果が今回の数字なのでしょう。

グループステージのインドネシア戦と決勝トーナメント1回戦はDAZN独占で、準々決勝以降はまたテレビ朝日で放送予定です。(日本進出の場合のみ)

今回の敗戦で、日本はグループ1位通過を逃しています。2位通過だった場合、決勝トーナメント1回戦の相手はE組1位となりますが、韓国・ヨルダン・バーレーンによる混戦となっています。


韓国が来れば日韓戦で盛り上がり、ヨルダンが来た場合はかつてのPK戦の因縁からまた盛り上がることでしょう。そこがDAZN独占となれば、権利を獲得した意味がここで出てくることになります。

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