ブンデスで抗議活動続くも、投資家は2つに絞られる。

ブンデスリーガで昨年末から行われているサポーターによる抗議行動は、ウインターブレイクをはさんでも引き続き行われています。

サポーターから投げ込まれるチョコレートはコイン型のものだそうで、マネーに対する抵抗感が示されています。昨年は浅野拓磨選手がチョコを食べてしまったことが話題になりましたが、投げるほうも食べるほうもあまり感心できない行動ではあります。

それでもリーグ側は引き続き投資の受け入れプロセスを継続しており、先日は2つの投資グループに候補を絞り込んだことを明らかにしています。ひとつは毎度おなじみCVCキャピタルパートナーズ、そしてもうひとつはブラックストーンだとのこと。


4月には、2025-26シーズン以降の次期放映権の入札が始まる見込みであり、それまでにどちらの陣営にするかを決定する必要があるとのことです。どちらに決まっても、放映権などを管理する会社の株式8%を、10億ユーロ程度で売却することになります。


ドイツの皆さんがこういった外資のマネーを注入するのを嫌うことはよく分かりました。翻って、Jリーグのことを考えると、外資の参入を緩和する方向に舵を切っていますので、同様の契約が今後結ばれる可能性も考える必要があるかと思います。その場合、現在JリーグがDAZNと結んでいる放映権契約について、今後修正や破棄のリスクがどの程度あるのか厳格に審査されることになるでしょう。

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