マッチルーム、亀田3150とタッグ。配信はABEMA。

昨年に日本進出を表明していたマッチルーム・ボクシングの初の興行が、3月31日に名古屋で開催されると発表されました。亀田興毅氏の「3150FIGHT」との共同興行となり、日本国内ではABEMA、海外ではDAZNでの配信になるとのこと。ABEMAはPPVになると書いている記事もあります。

あわせて、マッチルームと3150FIGHTは1年契約のパートナーシップを締結したとのこと。マッチルームは3年間で年3回、計9回の興行を開催すると発表しているため、少なくともこれを含めて3回は共同で開催することになります。


昨年の時点では1月に神戸で開催という話が出ていましたが、それから具体的な話は出てきませんでした。当然ながら日本での開催のノウハウは不足しているため、他のジムと組むというのは賢明な選択でしょう。楽天チケットが絡んでいることから配信先がどうなるかも気になりましたが、これまで3150FIGHTの興行を中継してきたABEMAに落ち着いた形です。

この興行では「PRIZE FIGHTER」と題されたミドル級のトーナメントが実施されます。優勝者には100万ドル、さらにKO勝利で10万ドルの賞金が進呈されるとのことで、3試合合計で130万ドルを獲得するチャンスが生まれました。


この「PRIZE FIGHTER」という名前は、かつてマッチルームがイギリスで開催していたものであり、2015年以来9年ぶりの復活となるようです。当時は3ラウンド制のワンデー・トーナメントとなっていましたが、今回は3大会に分けて1試合ずつ行っていく形で、準々決勝は10ラウンドとなっています。


4試合のうち1試合は日本ミドル級タイトルマッチとなっていますが、他の3試合については海外から有望株を送り込むようで、規模としてはかなり大きなイベントとなりそうです。あとはちゃんと回収できるかどうかですね。PPVよりもDAZNがよかったと言われないように。

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