またプロレスか?欧州スーパーリーグ構想。

昨日の記事ではインディカーを取り上げたけど、かつてインディカーは分裂したことがある。
当時の統括団体であったCARTに反旗を翻したのはインディ500の主催団体。コースならびに「インディ」の商標を保有しており、新たにIRL(インディ・レーシング・リーグ)を立ち上げ。
これらが使えなくなったCARTはシリーズ名を「チャンプカー」に改めたが人気を失い、ついに倒産。IRLが吸収する形で新しいインディカーが始まり現在に至る。

こんな感じで力を持つ団体が分裂を画策することはよくある。F1ではフェラーリが何度も脱退をちらつかせてるし、日本でもおなじみナベツネ氏が新リーグだの1リーグ化だのと言ってみたり。
こういうのはたいてい利権争いのためのブラフなのだけど、実際に分裂してしまうケースは珍しいため取り上げてみた次第。

まぁ、日本のプロレス団体とかはしょっちゅう分裂してますけどね(^-^; 強大な力を持つ団体がないとこうなる。バスケのbjリーグとかも同様の事例になりますかね。

ということで、ドイツの名高いジャーナリズム誌「シュピーゲル」がスクープした、16のビッグクラブによる「ヨーロピアンスーパーリーグ」構想についても、基本的には同じ文脈で取り上げておくのが妥当ではないかと。
FIFAのインファンティーノ会長もほっとけばいいのに反応。スーパーリーグに出場した選手はFIFAの大会に出場させないぞ、と脅し。
まぁ、こういうのは水面下でこっそり和解されるものです。静観しましょう。

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