2校となったPac-12、来季の放映権契約に動く。

米カレッジスポーツのPac-12カンファレンスから脱退が相次ぎ、残り2校になってしまったという話を以前書きましたが、その話の続報です。


残る2校であるオレゴン大学とワシントン大学は、カンファレンスに対して自らが管轄権を持つことを確認する訴訟を起こし、裁判所はこれを認める判決を下しました。その後、他の10校との和解が成立。1校あたり650万ドル(総額6,500万ドル)をカンファレンスに置いていき、残りの資産は配分することで合意しています。

2校はマウンテンウエスト・カンファレンスへの合流を模索していましたが、Pac-12の枠組みだけは残し、交流戦を開催することとしています。マウンテンウエストは2025-26シーズンまでCBS・FOXと放映権契約を結んでいますので、今後合流があったとしてもそれ以降となりそうです。


2校が主催するアメフトの試合については、アメリカ第5のネットワークと言われる「The CW」と交渉が進められているとのこと。2校合わせて13試合が対象となります。

The CWはこれまでスポーツとは無縁でしたが、昨年LIVゴルフと契約しスポーツ中継に力を入れ始めました。カレッジスポーツではアトランティックコースト・カンファレンス(ACC)と契約しており、今回の交渉が成立すれば2例目となります。


その他では、WWE NXTや、NASCARの下部シリーズ「NASCAR  Xfinity」の放映権を獲得。NFLの情報番組「Inside the NFL」も他局から引き継ぎました。

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