ラ・リーガ&プレミア、北米で公式戦開催か。

アメリカのイベント運営会社・Relevant Sportsが、海外リーグの公式戦をアメリカ国内で開催できないのは独占禁止法に違反するとしてFIFAとUSSF(アメリカサッカー連盟)を相手に起こしていた訴訟について進展があったとのこと。Relevant社とFIFAの間に和解が成立したようで、FIFAが被告から外されました。


FIFAはリーグ戦を国外で開催できるよう規則を改定する見込みです。USSFとの係争は続くものの、FIFAの加盟団体である以上、改定が実現すればUSSFも強くは抵抗できないものと考えられます。

Relevant社のオーナーはNFLのマイアミ・ドルフィンズと同じであり、サッカーにおいては以下の活動を展開しています。


  • ラ・リーガと合弁会社を設立し、北米およびメキシコにおけるプロモーションを担う
  • ラ・リーガおよびプレミアリーグの「サマーシリーズ」を開催
  • UEFAやEFLと北米における放映権の代理店契約を結ぶ

この動きは当然ながら2026年のワールドカップをターゲットとしており、北米市場でサッカーの人気を高めるとともに、2026年がピークとならないよう維持することが求められます。ですから、2026年の大会終了後、26-27シーズンあたりにラ・リーガとプレミアの公式戦を北米で開催する方向で動くことになるでしょう。

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