【速報】プレミア&FA杯、日本の勝者はU-NEXTか。

日本におけるプレミアリーグおよびFAカップの次期放映権について、U-NEXTが契約を結ぶ見込みだとSportBusinessが報じました。


プレミアリーグは2025-26シーズンから、FAカップはひと足早く2024-25シーズンからの契約となる見込みです。年数や金額などの条件はまだ明らかになっていません。

4月22日に日本と韓国市場での入札が締め切られ、4月28日には韓国でクーパンが落札したと地元メディアが報じています。それから11日後に日本での結果も報じられたことになります。SPOTV NOWを運営するEclat Media Groupにとっては、両方とも落札できないという最悪の結果です。


今朝アップした記事では、日本の入札は長期化するのではと書いたばかりなので、見事に読みは外されました。早く分かってよかったと思うしかありません。

無料で読める部分はわずかなので、これ以上の情報はありません。強いて言うならば"exclusive"という表記がありますので、U-NEXTが単独で落札したことになります。昨年はDAZNと共同でラ・リーガの放映権を獲得した経緯があるため、他社と共同で入札する可能性も考えられましたが、そもそも共同での参加が認められているかも定かではありません。


今後サブライセンス契約が成立する可能性も残されています。来シーズンまでの放映権を持つSPOTV NOWと、そこからサブライセンスを受けているABEMAは交渉のテーブルにつく必要があります。もちろんDAZNの可能性もゼロではありません。


3年契約があと1年ちょっと残っているSPOTV NOWにとっては正念場です。放映権料は3年総額で8,000万ドルと推定されていますが、急激な円安によって想定外のコストがかかっていることは間違いなく、黒字化は難しい状況にあります。


この投資を来シーズンまでに回収しなければならないと考えると、正直価格をいくらに設定すればよいのか。MLBの放映権がまだ残っているとはいえ、日本市場については撤退も含め大幅な見直しを迫られそうです。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000