【6/16】テレビ局vs.一般人? ボクシング同時生中継。

6月16日に石川県金沢市で開催されるボクシングの興行「能登半島地震復興チャリティマッチ 拳の嵐」。テレビでは地元のHAB(北陸朝日放送)が後日録画放送するのですが、HABのYouTubeチャンネルでライブ配信を行う予定とのこと。


さらに、ボクシングのファンサイト「ボクシング選手名鑑」のYouTubeチャンネルでも同時にライブ配信を行うとのことで、同じ興行を2つのチャンネルが配信します。しかも、かたやテレビ局、かたや一般人という異色の闘いです。

「ボクシング選手名鑑」を当ブログで取り上げたのは、もう3年前になるんですね。興行主であるジムと交渉し、個人で放映権を購入するという取り組みを続けられています。これは素晴らしいというしかないです。

高校野球では「バーチャル高校野球」が地方予選の全試合配信を実現しましたが、ひとつひとつの試合は小さなものでも、その映像が残っていくことは大きな資産になります。選手やその関係者にとっては想い出になりますし、将来大きな舞台で活躍すれば当時の映像を活用することもできます。


地方局は生き残りのためにもコンテンツを確保する必要があり、最近ではAIカメラを使ったローコストの配信なども進んでいます。億単位の金額が飛び交うのも放映権ビジネスですが、こうしたロングテールの取り組みもまた立派な放映権ビジネスです。

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