クラブW杯、Appleとの交渉が決裂か。

Bloombergが報じたところによると、2025年に新たなフォーマットで開催されるFIFAクラブワールドカップについて、Appleと行っていた放映権交渉が行き詰まっているとのこと。


※元の記事は以下になります。リンクがうまく貼れなかったのでURLからご参照ください。

https://www.bnnbloomberg.ca/fifa-s-new-club-tournament-at-risk-after-apple-talks-stall-1.2087495

4月に報じられた内容では、Appleが10億ドル以上の金額を提示してグローバルでの放映権を購入する意向である一方、FIFA側はこの大会で40億ドルの放映権収入を目論んでいるとされています。現在も両者の主張は平行線のようで、FIFAは従来通り各国ごとに放映権を販売する検討を始めたとされます。


今大会の賞金総額について25億ユーロだとする報道が出ていますが、放映権料の収入が上がらなければ捻出できません。すでに、出場が決まっている一部のクラブには引き下げの可能性があるとの連絡が入っているとも報じられています。当然ながらいい顔はしません。過密日程への批判も多く、今後参加をボイコットするクラブが現れる懸念も。

また、一説には出場するだけで5,000万ユーロとも言われており、日本から参加する浦和レッズの懐事情にもおおいに関わってきます。分配は重要なことですが、元手がないと意味がありません。


Appleがグローバルを対象に交渉していたということは、裏を返せば現時点で他の契約は結ばれていないということです。決裂が確定した場合、これから改めて世界各国との交渉をまとめねばなりません。あと1年を切ったタイミングでその道を選ぶのか。FIFAもだいぶ苦しい立場となっています。

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