DAZN、英5・6部リーグの放映権獲得。
DAZNは、イングランドの「ナショナルリーグ」と放映権契約を結んだと発表しています。2030-31シーズンまでの7年契約で、グローバルが対象となっています。
ナショナルリーグは、プロアマ混合のいわゆる「ノンリーグ」と呼ばれているリーグであり、イングランドで実質2~4部リーグを統括するEFLのさらに下部に位置付けられています。今回の契約は5部に相当する「ナショナルリーグ」と、6部に相当する「ナショナルリーグ・ノース」「ナショナルリーグ・サウス」が対象です。
DAZNは母国であるイギリスでプレミアリーグ、そしてEFLの放映権獲得に挑み、そしてはね返されてきましたが、ようやく母国のリーグの権利を獲得することになります。
ナショナルリーグは昨シーズンまでTNT Sportsが放送していたほか、独自のストリーミングである「ナショナルリーグTV」を通じて5部の全試合と6部の一部試合を配信していました。DAZNは今回、ナショナルリーグTVの運営も引き継ぐと発表しています。DAZNが他の配信サービスを取り込むのは、アメフトの「NFL Game Pass」、バスケの「Courtside 1891」に続く事例です。
今回の契約はグローバルが対象のため、日本でも「ナショナルリーグTV」が提供されるほか、DAZNの通常サービスの枠内でも一部の試合が配信される見込みです。
「ナショナルリーグTV」は2022-23シーズンから開始された比較的新しいサービスであり、その背景として、現在は3部リーグにステップアップしているレクサムの後押しがあったとのこと。リーグにとっては第2・第3のレクサムを輩出することが課題となります。
ちなみにイギリス国内では「3pm blackout」ルールにより、土曜午後3時キックオフの試合はライブ配信できないため、これらはディレイでの配信になるとのことです。
話は変わりますが、DAZNから出されたプレスリリースに以下のような文言を見つけました。DAZNは日本を含むいくつかの国でEFLの権利を保有していると書かれています。日本でのEFLの配信はまだ正式発表されていませんが、これは公式によるネタバレなのでしょうか。これももうじき明らかになることではありますが。
A rightsholder of EFL competitions in key DAZN markets of Spain, Portugal, Germany, Belgium, Canada, Japan, Italy – this deal with the National League System (NLS) is DAZN’s domestic entrance into English men’s football and underlines the platform’s commitment to growing its offer in the UK.
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