イージースポーツ、海外サッカーに進出。
プロ野球の二軍戦の配信を行っているイージースポーツは、新たに「イージースポーツ2」として海外サッカーの配信を行うと発表しました。対象は以下のリーグおよびカップ戦です。
- ドイツ・ブンデスリーガ2部
- オーストリア・ブンデスリーガ1部
- ポルトガルカップ
- 韓国Kリーグ
いずれも日本人選手がプレーするリーグとなります。また、今後さらにコンテンツを追加する予定だとしています。料金は月額3,000円で、残念ながら日本語コメンタリーはつかないとのことです。
イージースポーツは最近になって、バレーボールの「V.TV」やアメフトの「NFL GO」の終了が決まっており、新たな鉱脈を求めたといったところでしょうか。相変わらずニッチなところを狙いにいくな・・・と感心してしまいます。
コンテンツについてひとつずつ解説していきます。ブンデスリーガ2部はスカパーとのパートナーシップであるとプレスリリースにも明記されており、サブライセンスとなります。確かにスカパーは時々2部の試合を放送していたような記憶がありますが、具体的にどのレベルで権利を持っているのかはよく分かっておらず。ブンデスリーガの公式サイト(日本語版)によると、確かに2部も含まれるという記述がありました。
なお、スカパーとブンデスリーガの契約は2024-25シーズンまでなので、イージースポーツとのサブライセンス契約も必然的に単年契約ということになります。もっとも、日本人選手が所属するリーグという縛りがある以上、複数年契約を結ぶよりも、単年で細かく回していく運用のほうが合ってそうです。
オーストリアリーグについては、地元のSkyが国外向けの放映権も管理している・・・という記事を以前書きました。現在のサイクルは2025-26シーズンまでですが、サイクルにあまりこだわる必要はなさそうです。
ポルトガルリーグは2024-25シーズンもDAZNがライブ配信、そして「刺激ストロングチャンネル」が録画放送することになっていますが、カップ戦については正直なところ有力な情報がありませんでした。セット売りではなかったということですね。
最後に韓国Kリーグですが、公式サイト「KリーグTV」で海外向けに無料ライブ配信を行っています。日本語コメンタリーが付けば付加価値が生じるのですが、ないとのことですので、ここはさほどコストがかかっていないところでしょうか。
【追記 8/4】
記事の掲載当初、誤って野球のKBOのリンクを貼ってしまいました。すみません。ここに訂正いたします。
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