DAZN、英2大プロモーターと契約か。
イギリスでボクシングの2大プロモーターとされる、マッチルームとクイーンズベリー。マッチルームはDAZNとグローバルで配信契約を結んでいますが、クイーンズベリーも同様の契約を結ぶのではないか、と報じられています。
マッチルームは2021年にDAZNと5年契約を結び、イギリス国内だけでなくグローバルで試合が配信されています。クイーンズベリーは現在TNT Sportと契約していますが、来年に満了するとのことで、その後釜としてDAZNが浮上しています。
両者は今年6月、サウジアラビアで5対5の対抗戦を実施。この興行はPPVで配信され、イギリスではDAZNだけでなく、Sky SportsとTNT SportsでもPPVが販売されたとのことです。
4月には、マッチルームと契約しているアンソニー・ジョシュア選手と、クイーンズベリーと契約しているタイソン・フューリー選手の対戦が計画されていると報じられました。しかし、5月にフューリー選手がウシク選手に判定負けを喫したことで、このカードはいったん流れています。
12月にフューリーvs.ウシクの再戦が組まれることが発表されていますが、これらの試合もまたサウジアラビアでの開催であり、サウジマネーのもとにマッチルームとクイーンズベリーがぶら下がるという状態になりそうです。これでいいのかという気もしますが。
再戦でフューリー選手が勝利し、来年改めてジョシュア選手との頂上決戦に挑む。こうなれば、DAZN、そしてサウジにとって最高のシナリオとなります。
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