バレー・SVリーグ開幕戦をフジが中継。

今季から「SVリーグ」と改名するバレーボール。男子の開幕戦・サントリーサンバーズ大阪 vs. 大阪ブルテオン(旧パナソニック)戦をフジテレビが地上波で生中継すると発表しています。10月11日(金) 18:50～の放送です。

また、フジテレビでは今後もCS放送でSVリーグの放送を予定しており、スケジュールは後日発表されるとのこと。

思えばBリーグ発足時の開幕戦もフジテレビが中継してました。LEDコートを使った大胆な演出はいまも記憶に残ります。ただ、その後地上波での放送は定着しなかったのも現実です。オリンピックの勢いを借り、SVリーグの放送を増やしていけるのか。

SVリーグは今季からJ SPORTSとオフィシャルブロードキャスター契約を結んでおり、J SPORTSオンデマンドで全試合の中継が予定されています。前期までのV.TV(イージースポーツ)から移ることで、映像のクオリティアップが図られることを期待します。

SVリーグは、Bリーグから迎え入れた大河正明チェアマンの旗印のもと「Vリーグ・リボーン」を掲げて発足するものです。完全プロ化とはいきませんでしたが、各クラブを独立した法人化し、チーム名に地域名を入れるなど、Bリーグ、そして(大河氏も所属していた)Jリーグから学ぶべきところを取り入れつつ改革を進めているところです。

急激な変革は軋みも生みますし、反発も生まれます。従来からのバレーボールファンにとってもモヤモヤする点は多いようです。そのあたりをよく噛み砕いてくださっている記事を以下に紹介しておきます。有本和貴さんによるもので、大河チェアマンが出演したカンファレンスのレポートなのですが、他の競技との比較を客観的に行っていると感じました。

広報面ではチェアマンが表に立ちすぎ・・・という指摘も分かる気がします。Jリーグの場合、「JリーグTV」で原博実さんが出ていた頃と、現在の野々村チェアマンが自ら出ているのとではやはり内容が固くなっちゃっているように感じます。このあたり、クッションを持たせて発信力のある人材を起用できるといいんでしょうね。