台風でサッカーくじ「MEGA BIG」が祭りに。

日本を迷走した台風10号(サンサン)により、スポーツ界も試合中止が相次ぎました。その中で扱ったのが、サッカーくじ「MEGA BIG」です。対象となった12試合のうち4試合が中止となり、通常よりもはるかに当たりやすい状況となったのです。ちなみにもう1試合中止だと、くじそのものが不成立になるところでした。

前回は約7億円だった売上は47億円に。あまりの人気にシステム上で確認が必要となり、結果発表が遅れるという事態に発展しました。

1等最高12億円の賞金を誇るMEGA BIGですが、当然ながら当せん確率は低く、キャリーオーバーが積み上がっていました。前回の時点で58.3億円に達しています。今回、確率が上がったことでキャリーオーバーが吐き出されることが確実となり、多くの人が殺到しました。

1571万口の投票があり、1等の当せん確率は2の8乗=65,536分の1なので、理論上の当せん本数は約240口です。実際には269口が当せんとなりました。理論値よりは大きいですが、誤差の範囲ではあります。

また、2等以下はすべて300円元返しという形に。1～6等すべて合わせると、全体の約1/3が何かしら当せんしたということになります。中には(あくまで自己申告ですが)数千万円をつぎ込んだ方もいらっしゃるとか・・・まぁ、私にはそこまでの大勝負はできなかったです。はい。

今回の売上とキャリーオーバーを合わせた金額は約105億円。そのうち約82億円が配当として支払われましたので、残りの約23億円が収入となるようです。必要経費を除いた分がスポーツ振興に役立てられることになります。皆さまご協力ありがとうございます。