WBSC、DAZNと8年契約。
WBSC(世界野球・ソフトボール連盟)は、DAZNと8年間のパートナーシップ契約を結んだと発表しました。
この契約に基づき、11月に開催される「プレミア12」について、DAZNはアメリカで独占放映権を獲得しています。また、一部の国を除くグローバルで無料配信が行われます。
もちろんと言いますか、日本は「一部の国」のほうに該当し、DAZNでのライブ配信はありません。地上波(TBS・テレビ朝日)のほか、J SPORTSやAmazonで中継されることが発表済みです。
DAZN側のプレスリリースによると、アメリカでの中継は英語・スペイン語・日本語・韓国語の4か国語に対応しているとのこと。これによって在米の日本人や韓国人の方も楽しめることになりますが、どこからコメンタリーを調達してくるのかは気になるところです。
プレミア12の終了後も、WBSCが主催する大会の多くがDAZNを通じてグローバルに配信されることとなり、裾野を広げる役割を果たすことになります。2028年のロサンゼルス大会では野球・ソフトボールが復活。また、新しい競技「ベースボール5」の普及も今後進められていきます。WBSCにとってはいまが勝負の時と見ているのでしょう。
日本ではJ SPORTSが多くの権利を持っていますので、DAZNで配信されるものは少ないと思いますが、それでもこれまで見られなかった大会が配信される可能性があります。
WBSCは、2027年に開催予定の次回のプレミア12について、参加国を16か国に増やす予定と発表しています。これにより大会名も変わるものと思いますが、新たに予選が開催されることになりますので、こちらも配信対象となるかもしれません。
0コメント