DAZN、ふるさと納税を推進。
ふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」は、DAZNとの共同キャンペーンを開始したと発表しています。
Jリーグ全60クラブのうち、半数の30クラブがこのキャンペーンに賛同しており、寄付の申し込みの際に各クラブごとに発行されたキャンペーンコードを入力することで、そのクラブに「応援金」が届けられるとのこと。応援金はふるさとチョイスが拠出し、寄付金の一部が使われるわけではありません。具体的な割合については公表されていません。
また、対象クラブのチケットやグッズが抽選で当たる(1万円につき1口)ほか、総額3万円以上を寄付した人を対象に、DAZNの視聴コードが当たるなどの特典がついています。もっとも、この視聴コード、1か月分なのか1年分なのか期間が書いてなかったりしますので、モヤモヤ感はどうしても残ります。
寄付先の自治体に縛りはなく、クラブのホームタウンである必要もなかったりします。ふるさと納税関連はいろいろと細かい縛りがありますし、またプレゼントのキャンペーンも景品表示法など規制がありますので、枠組みが作りづらいのだろうとは想像できますが、Jリーグと地域創生という理念を鑑みるに、やはり応援したいクラブのホームタウンに対して寄付するというのが本来のあり方だろうとは思います。
ふるさとチョイスは「エンタメコラボプロジェクト」という試みを行っており、今回のキャンペーンもその一環です。現在は、いわゆるご当地アイドルを応援する企画を実施しているほか、近日中にBリーグでも同様の企画を予定しているそうです。年内には開始されるでしょうから、こちらを待って比較してみるのもよいかと思います。
【追記】本稿執筆後、Bリーグとのコラボ企画も発表されました。
ふるさとチョイスは以前からdアカウントと連携するなど、ドコモとの関係が深く、今年の夏にドコモとJリーグが共同で開催した欧州クラブの招待試合にも協賛していました。この関係もあって、今回Jリーグとのコラボが実現したのだろうと考えられます。
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