米バスケ3x3の新リーグ「アンライバルド」開幕へ

先ほどの記事で、バスケットボール女子のFIBA 3x3について扱ったのですが、3x3といえば来年1月に開幕するアメリカのアンライバルド(UNRIVALED)にも触れないといけないと思いましたので、こちらも記事にします。


女子バスケにはWNBAがありますがシーズンが短く、選手たちはオフシーズンに海外でプレーの機会を求めるなどしていましたが、アンライバルドはアメリカ国内で新たな出場機会を提供します。初年度は6チーム・36人の選手が選ばれています。


選手には最低でも100,000ドルの収入が保証されており、また運営会社の株式も割り当てられ、女子プロスポーツとしては破格の待遇になるとのことです。もっとも、その恩恵を受けられるのは36人に限られますが。

今年7月には投資家などから700万ドルの資金を調達しました。出資者には元ESPN社長でDAZNにも属していたジョン・スキッパー氏や、元サッカー選手のミーガン・ラピノー氏とアレックス・モーガン氏、俳優のアシュトン・カッチャー氏などが含まれています。


12月にはさらに2,800万ドルの資金調達が完了。NBAのヤニス・アデトクンボ選手や、元水泳選手のマイケル・フェルプス氏も名を連ねているとのことです。

放映権はWBDが獲得しています。傘下のTNT Sportsで放送、Maxで配信されます。また、WBD自身も出資者に加わっているそうです。来シーズンからNBAの放映権を失うことが決まったWBDですが、引き続きバスケットボールには関わることになります。

当然ながら、今シーズンのWNBAで鮮烈なデビューを果たしたケイトリン・クラーク選手の獲得にも動いたようですが、今回は参加しないとのこと。クラーク選手には100万ドル以上のオファーを出したとのことですが、その程度ではまだまだ足らないということでしょうか。

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