ヒューリック、Bリーグ千葉の筆頭株主に。

不動産会社のヒューリックは、Bリーグ2部のアルティーリ千葉とブランドパートナー契約を締結。また、株式の第三者割当増資を行い、筆頭株主になるとのことです。

昨シーズンは惜しくも1部昇格を逃しましたが、2025-26シーズンに発足するBプレミアへの参入が決定しており、それに向けて資本強化が必要なタイミングでした。最大のライバルと言える千葉ジェッツは船橋に新しいアリーナを完成させており、ヒューリックの協力を得てアリーナ整備にも期待したいところです。

金額は非公表とのことですが、アルティーリの創設者であり実質的に運営を行っているアトラエによると、増資額は3.39億円と公表されています。この金額で半数近い株式を取得できるのであれば、結構割安なようにも感じられますがいかがでしょう。

ヒューリックと言えば、最近だと将棋界への貢献で知られるところです。「ヒューリック杯棋聖戦」「ヒューリック杯白玲戦」の主催者であり、また昨年東京・千駄ヶ谷にオープンした新・将棋会館はヒューリックのビルの1フロアを間借りしています。

昨年10月、アルティーリはホームアリーナである「千葉ポートアリーナ」の改修計画を公表。これが認められてBプレミアの参入を決めています。この時はとくに特定の業者の名前はあがっていなかったのですが、ヒューリックが手がけることになるのでしょうか。

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