リーグ・アン、beINと(今度こそ)正式契約。
リーグ・アンのフランス国内における放映権を今シーズンから保有しているbeIN Sportsですが、先日ようやく正式な契約を結んだとのことです。とっくにシーズンは開幕し、現在中盤に入っているのですが、これまでの放送は仮契約の段階で行われていたということになります。ちょっと驚きです。
正式契約が結ばれていなかったことから、beINはいまだに放映権料を支払ってなかったそうですが、今回の合意でまずは1,500万ユーロが支払われたとも報じられています。
合意が遅れたポイントとして、ひとつは放送する試合の選択権が保証されていないとbeIN側が主張していたとのこと。beINは毎節1試合を生中継する権利がありますが、もう1社の権利者であるDAZNと交互に選択権があると報じられていました。
例えば、奇数節ではbeINが選択し、偶数節ではDAZNがまずプロテクトし、beINが残りの試合から選ぶといった形です。このあたりは実際の放送がどうなっていたのかが確認できないので、なんともコメントしようにありません。
もう1点としては、いわゆるサブライセンスが認められていなかったという問題があったようですが、今回の合意によってbeINが他社と共同で放送することが可能になっています。
当ブログの以前の記事でも「正式契約」と書いてしまいましたが、実際にはまだ正式ではなかったということで・・・いやぁ参りました。
このニュースの元になったのはフランスの「レキップ」紙なのですが、レキップの記事によると、放映権料の金額が微妙に修正されています。当初はDAZNが年4億ユーロ、beINが年1億ユーロと報じられていたのですが、今回はDAZNが年3.75億ユーロ、beINが年9,850万ユーロと微妙に減っています。これも修正しておかないといけませんね・・・
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