J3・奈良クラブにタイ企業が出資。
J3リーグに所属する奈良クラブは、タイのバンコク・グラスグループ(BGグループ)と資本提携を結んだと発表しました。BGグループは昨年8月から奈良のスポンサーとなり、タイ人選手の獲得も行っていますが、さらに強い提携に踏み込みました。
BGグループの傘下にはタイリーグのBGパトゥム・ユナイテッドがあり、ACLでもよく名前を見かける存在です。Jリーグが進めている東南アジア戦略にも合致した、よい提携ではないかと思います。
外資の参入といえば、横浜・F・マリノスとシティフットボールグループ(CFG)に始まり、昨年は大宮アルディージャをレッドブルが買収しています。
レッドブルは約3億円で大宮の株式100%を取得したとされますが、今回のBGグループは株式の約15%を約9,200万円で取得したとのことで、クラブとしての価値は6億円強と評価されたことになります。
プレスリリースの中には、今シーズンからタイで奈良のホームゲーム全試合を配信する予定であると記されています。J3の試合が海外で配信される例はこれまでになかったと記憶しています。
ただ、ホームゲームに限られているのはちと残念です。放映権を一括管理している以上、アウェーの試合も配信して全然構わないと思うのですが、はたしてどんな事情があるのか。
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