都道府県別・Jリーグ人気投票に6,800人参加。

YouTubeチャンネル「おもしろ地理」さんが、先月実施した「Jリーグ勢力図調査」。都道府県別にどのクラブが人気か調査するという単純明快な内容なのですが、さすが人気チャンネルとあって、6,812票が集まるという盛況ぶりでした。


もちろん、特定のYouTubeチャンネルのファンということで偏りはあるでしょうし、X(旧Twitter)で呼びかけていたため、組織票とまでは言いませんが、特定のクラスタにしか届いていないという部分はあるとは思いますが、それでも47都道府県(+海外)のすべてから票が集まったというのはすばらしいことです。


【追記】2月16日までBリーグの投票を実施しているとのことです。

都道府県別の細かい結果はぜひ動画を視聴して頂ければと思いますが、Jリーグクラブのある都道府県では、ほとんど地元クラブが1位でした。当たり前のことを言ってると思うでしょうが、その当たり前が大切なことです。それだけ、各クラブが地域密着で活動し、支持を得ていることの証なのですから。J1のみならず、J3でも1位を取れているのは誇ってよいかと思います。

その中で唯一の例外が東京都で、FC東京を押さえて浦和が1位となっています。全国から人が集まる東京都ならではの順位です。東京23区をホームとするクラブがないことも大きな要素です。

全体得票数の上位はこの通りで、浦和を筆頭に「オリジナル10」のクラブがトップ3を占めているのは、Jリーグの発足から30年以上が経過して「伝統」も作られているのだなと感じます。


また、それゆえに4位の新潟は評価されるべきでしょう。都道府県のランキングでもあちこちに顔を出し、また新潟県での得票率は全国トップ(91.6%)でした。他にも北海道・東北勢が目立っており、寒い地域の健闘ぶりが光ります。


もちろん組織票かもしれないのですが、組織票もまた結束力のうちということで。Jリーグは雪国対策をきちんとやってね、と改めてお願いしておきましょう。

では、プロ野球で同様のことをやったらどうなるのか?という話なのですが、「おもしろ地理」さんは3年前にすでにやっていました。この時は2,268票が入ったということで、3年間でチャンネルが大きく成長したことが感じ取れます。

こちらの結果も簡単に触れておくと、秋田県は金足農出身の吉田輝星選手(現オリックス)が在籍していた日本ハム、宮崎県はキャンプ地である巨人が1位となっていますが、それ以外はきれいに分かれた結果となっています。これもまた地域に根付く努力の成果です。

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