ピックルボールに日本人プロ選手が誕生。
新興ラケットスポーツ・ピックルボールの日本における第一人者である船水雄太選手が、アメリカのプロツアー「PPAツアー」に参戦すると発表されました。
ピックルボールはだいぶ前に取り上げたことがありますが、アメリカ発の新しいスポーツです。テニスよりも小さいコート(バドミントンと同じ)で、穴のあいたボールをラケットで打ち合うというもので、そのコンパクトさが故に老若男女が楽しめる生涯スポーツとしてポジションを獲得しようとしています。
アメリカではPPAのほかにもMLP(メジャーリーグ・ピックルボール)という団体があり分裂状態だったのですが、現在は統合してUPAという団体が統括しています。PPAが個人戦、MLPが団体戦の大会という位置づけです。MLPのチームはドラフトによって編成され、船水選手も指名される権利を得ることになりました。
そして、3月2日に開催されたドラフトでマイアミから指名を受け、正式にMLPへの参戦も決定しました。4月から全16チームによる新しいシーズンが開幕します。
日本でも徐々にピックルボールの普及をはかる動きが出ています。雑誌「日経トレンディ」が発表した「2025年ヒット予測ベスト30」では、ピックルボールが14位にランク入りしています。
企業で積極的なのはTBSと三井不動産です。TBSはニュースや大会の動画配信を積極的に行っています。先に触れた船水選手が参戦するPPAやMLPについても、TBSもしくはU-NEXTが権利を獲得する可能性が出てきました。
また、三井不動産は「ららぽーと」などにコートを設置し、普及イベントを開催しています。
また、昨年12月に東京・有明で開催された国際大会「PJF Pickleball Championships 2024」にはジャパネットが協賛として入りました。言うまでもなく長崎でサッカー・バスケに力を入れていますが、全国どこでも誰もが楽しめる生涯スポーツを推すことは本業である通信販売事業にも役立つものと思います。テレビ局「BS10」で試合が放送される日も近いのでは。
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