井上尚弥選手の次戦が5/4、ラスベガスに決定。
井上尚弥選手の次戦が正式に発表され、5月4日(日本時間5日)、ラスベガスでラモン・カルデナス選手と対戦します。当初予定されていたアラン・ピカソ選手が辞退したと報じられましたが、すぐに後釜を見つけられたことはよかったです。
井上選手が海外で試合を行うのは、同じくラスベガスで2021年6月に開催されたダスマリナス戦以来、約4年ぶりとなります。この4年の間にも連勝を続け、今度はメインイベンターとしてアメリカに上陸します。
4年前のダスマリナス戦はWOWOWが生中継し、フジテレビが録画中継しました。しかし、それ以降テレビでの生中継はなくなっています。2021年12月のディパエン戦は、ひかりTVとABEMAによるPPVとなりました。ただ、この試合のPPVはさほど売れなかったとされます。
2022年6月に開催されたドネア戦は、Amazonでライブ配信されました。日本のAmazonは同年4月の村田vs.ゴロフキン戦でスポーツ中継に本格参入を果たし、このカードが第2弾となりました。その後、井上選手の試合はAmazonか、スポンサーでもあるNTTドコモ傘下のLemino(旧dTV)での配信となっています。
海外での試合がしばらくなかったのは、コロナ禍の影響という側面もありますが、軽量級はアメリカでなかなか人気が出ないと言われる中で、国内の興行でも1試合あたり数億円まで高騰したファイトマネーを支払えるモデルが構築できたことを意味します。ただ、さらに上のレベルをめざすためには、再度海外に出る必要があるのでしょう。
今回の試合についても、AmazonかLeminoのどちらかで配信されることが有力です。1月に行われた前の試合がLeminoだったので、順番的にはAmazonでしょうか。ただ、アメリカ側で十分ファイトマネーが賄えるということであれば、再度テレビでの中継を企画してもいいのでは・・・という気持ちもあります。
さらにその先の予定としては、9月に国内でアフマダリエフ選手、そして年末にはサウジアラビアでニック・ボール選手との対戦が有力とされています。もし5月がAmazonならば、9月はLeminoということになるのでしょうか。サウジでの試合は「リヤド・シーズン」の独占放映権を獲得しているDAZNでの配信が想定されます。
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