【速報】米NBC、IOCと2036年まで契約延長。

IOC(国際オリンピック委員会)と、アメリカのComcast NBCUniversalは、新しいパートナーシップ契約を締結したと発表しました。2036年までの契約で、従来の放映権契約を延長するほか、技術面やメディア・広告に関するサポートが含まれます。金額は30億ドル規模とされます。

2014年、NBCはIOCとの契約を延長し、2022~32年の計6大会の放映権を総額76.5億ドルで購入しています。冬季・夏季の2大会セットで考えると25.5億ドルとなりますが、それが今回30億ドルに増額されたことになります。


正直、今回は物価上昇を除いて増額の根拠を見出すのは難しいのですが、前回の契約時点ではまだ2028年のロサンゼルス開催は決まっておらず、逆に今回はすでに2034年のソルトレーク開催が決定済みであるという違いはあります。


IOCが2034年以降の放映権契約を結んだのはこれが初めてのことです。今後はヨーロッパ、そして日本でも交渉が進んでいくものと考えられます。

さて、3月20日にはIOC総会が開かれ、バッハ会長に代わる次期会長が選出されます。日本からも国際体操連盟(FIG)会長の渡邊守成氏が立候補しています。「5大陸での分散開催」という斬新な公約を掲げていますが、裏を返せば勝ち目が薄いからだとも言えます。今回はなるべくオープンな形で選挙戦を行おうとしていますので、さまざまな論点が俎上にのること自体が大切なのでしょう。


https://www.insidethegames.biz/articles/1152297/ioc-7-candidates-7-days-to-go

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