INEOS、マンU再建に集中。トッテナムに違約金。
イギリスの石油化学メーカー・INEOSは、プレミアリーグのトッテナムと結んでいたスポンサー契約を解除しました。数百万ポンドの違約金が支払われたと報じられています。
INEOSは昨年、同じプレミアのマンチェスター・ユナイテッドの株式25%を取得しており、そのままでも契約延長は見込めない状況でしたが、違約金を支払ってまでも早期に解約するというのはそれなりに事情があるようです。
マンUの共同オーナーとなった、INEOSのジム・ラトクリフCEOは、BBCのインタビューに応じ、成績面でも財政面でも苦しい状況に陥っていることを吐露しています。今シーズンはチケットの値上げを断行し、スタッフも削減しています。
そんな状況でありながらも、先日10万人収容の新しいスタジアムの建設計画を発表しました。当然ながらますますお金が必要ですし、サポーターの心が離れることも危惧されます。だからこそ、早いうちに手を打たねばなりません。
INEOSは、ニュージーランドラグビー協会とのスポンサー契約も途中解約しようとしており、現在係争中と伝えられています。また、自転車チーム「イネオス・グレナディアーズ」についても、撤退はしないものの共同スポンサーを探している状況です。
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