名古屋・IGアリーナ完成。井上尚弥戦も開催か。

1.7万人を収容できる名古屋市の「IGアリーナ」が完成し、運営会社への引き渡しが行われました。スポーツでは、7月に開催される大相撲名古屋場所から本格稼働が予定されており、Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの本拠地となるほか、今年12月にはフィギュアスケート・グランプリファイナルの開催も決定しています。

その他にも、まだ発表されていない興行として、9月14日に井上尚弥選手の試合が開催されるのではないかと言われています。「BOXING NEWS」の記事によると、新しくオープンするアリーナで開催されるという記述があり、IGアリーナを指しているものと考えられます。

https://boxingnewsonline.net/deal-is-done-for-next-naoya-inoue-fight-after-cardenas-may-date/

そう言われるのは、IGアリーナの運営会社・愛知国際アリーナにドコモが出資しているからです。ドコモは井上選手、そして大橋ジムのスポンサーを務めており、Leminoを通じて試合を配信してきました。


ドコモは最近スタジアム・アリーナの運営に積極的に関与するようになっています。ドコモは通信をはじめ、決済サービスやコンテンツも取り扱っており、こうした施設を運営し、イベントに関わることによってそれらの価値を高めようとしています。

今年からドコモはJリーグなどと手を組み、国立競技場の運営権を獲得しています。井上選手の舞台としてふさわしい会場だと思いますが、9月は世界陸上の開催がすでに決まっています。


他にドコモが関係している施設では、これまでも試合を開催してきた有明アリーナや、4月にオープンした神戸のジーライオンアリーナもありますが、これらは1万人規模であるため、1.7万人収容できるIGアリーナが候補にあがるのは必然でしょう。

あくまでも5月4日にラスベガスで開催されるカルデナス戦をクリアすることが条件ですが、9月の相手はアフマダリエフ選手で、Leminoでの配信となることは堅そうです。ただし、今回は無料ではなく有料配信になると考えられます。月額課金なのか、それともPPVなのか。


こちらが決まれば、5月の試合はAmazonでの配信になる可能性が高まってきました。ただ、ラスベガスでトップランクと共同プロモーションを行っている帝拳はU-NEXTとも関係を築いていますので、わずかながらU-NEXTになる可能性も考えられますが。

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