クラブW杯・サブライセンス続報 & ロマーノ氏番組も
DAZNがグローバルで放映権を獲得しているFIFAクラブワールドカップ。各国でテレビ放送を行うためにサブライセンスの交渉が続いていますが、その続報です。前回の記事からのアップデートについて太字で示します。
- アメリカ: WBD(英語)、TelevisaUnivision(スペイン語)
- イギリス: Channel5
- イタリア: Mediaset
- スペイン: Mediaset
- ドイツ: ProSiebenSat.1
- フランス: TF1
- ロシア: Okko
- 中欧・東欧(11か国): EBU
- ブラジル: Globo、CazeTV
- エジプト: MBC
- アフリカ(サブサハラ): IRIS Sport Media(代理店)
- オーストラリア: Foxtel
- ベトナム: FPT Play
パリ・サンジェルマン(PSG)が出場するフランスでは、大手民放局のTF1が開幕戦となるPSG vs. アトレティコ・マドリードの試合を放送します。しかし、他に放送されるのは決勝戦のみで計2試合にとどまっています。
中欧と東欧の計11か国では、EBU(欧州放送連合)が契約しました。現時点で放送局が決まっているのはそのうち5か国です。基本的にはEBUに加盟している公共放送局が放送しますが、他の6か国については非加盟の局になる可能性もあるそうです。
試合数については、ブルガリアとウクライナは1日につき1~2試合、他の国は全試合の権利を獲得しているとのことです。
- 放送局決定: ブルガリア、マルタ、モンテネグロ、トルコ、ウクライナ
- 放送局未定: アルバニア、チェコ、ハンガリー、コソボ、ルーマニア、スロバキア
オーストラリアでは、DAZNが買収したFoxtelで全試合が放送。また、Foxtel系列のストリーミング・Kayo Sportsでも配信されます。これはいちおうサブライセンスの一部ではあるものの、単なる親子取引なので微妙なところです。あと、無料とは書いてなかったりするので、契約者以外は結局DAZNで視聴することになるのでしょうか。
ベトナムではストリーミングサービスのFPT Playが全試合の権利を獲得しています。うまくリンクが貼れなかったので以下のURLをご参照ください。
通常、夏の移籍市場は7月に開くのですが、クラブワールドカップに出場するクラブがある国については特例措置として、6月1~10日に特別ウインドーが開きます。
DAZNは、移籍市場に特化したジャーナリストとして知られるファブリツィオ・ロマーノ氏を迎えた番組「Transfer by Fabrizio Romano」を配信します。6月3~10日まで連日配信するとのことです。
ロマーノ氏は最近日本でも知られるようになってきました。昨年12月にはABEMAの番組に出演していましたので、これを見た方もいらっしゃるかと思います。特別ウインドーは、日本だと浦和レッズ以外のクラブも利用できますので、いろいろと動きがありそうです。
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