天皇杯2回戦、33試合中21試合が放送or配信。
6月11日(水)と18日(水)に開催される、サッカーの天皇杯2回戦について、放送・配信予定が出ていますので紹介します。2回戦は計33試合が開催され、うち21試合が中継予定です。
NHKの「BS劇場」は、好調の柏レイソルと昨年インカレ優勝でアマチュアシードを獲得した東洋大学の対戦が選ばれました。2回戦から浦和を除くJ1勢19クラブが登場し、それらの試合はすべて中継対象ですが、その他2試合は長崎(vs.筑波大学)と札幌(vs.大分)が選ばれています。大学勢の「ジャイキリ」はどうしても期待されますね。
- NHK BS
- 6月11日(水) 19:00~ 柏 vs. 東洋大学
- スカパー(SPOOX)
- 6月11日(水) 計11試合 (うちテレビ3試合)
- 6月18日(水) 計3試合 (うちテレビ2試合)
- JFA TV
- 6月11日(水) 計5試合
- 6月18日(水) 計1試合
スカパーは計40試合を中継すると発表。1回戦は3試合、2回戦は14試合となりましたので、計17試合となり、残りは23試合です。開催されるのは残り30試合なので、7試合は対象外となります。おそらくJFA TVのほうでフォローされるかとは思いますが。
【追記】
NHKの放送分を勘定していませんでした。3回戦・4回戦・準々決勝・準決勝(2試合)・決勝が放送されると仮定すれば、スカパー対象外の7試合のうち6試合は放送されることになります。
さて、JFAが統括している天皇杯は、Jリーグと映像の取り扱いが異なっています。JFAが出している取材要項がありますので、それをご確認ください。
これによると、チームバスの乗り場やロッカールームなどの撮影はJFAおよび放映権を持つテレビ局(NHK・スカパー)の独占となっています。よって、出場クラブのスタッフが撮影することができないため、各クラブがYouTubeなどで出している「インサイド」的なコンテンツは出せないことになります。
試合のダイジェスト映像は1試合あたり3分以内であればOKということになっていますが、こういった規約はいったい何のためにあって、誰を守ろうとしているのか、いまいち見えてこない感もあります。
放映権を持たないところ、例えば出場クラブ自身が配信を行おうとした場合いくらかかるかは、4年前の鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿)の例があり、制作費を含めて210万円かかるとしていますが・・・まぁ、こういう数字を出すのは怒られますよね。
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