リーグ・アン、自前チャンネルの創設が大詰めに。
リーグ・アンの最新情報をお届けするのですが、今朝入ったニュースによると、リヨンが財政悪化を理由に2部への降格処分を受けたとのこと。これが確定すると、残留プレーオフで敗れたスタッド・ランスが復活を果たすとみられます。
リーグ・アンの放映権問題はクラブへの配分に直結するため、今後同様に財政難に苦しむクラブが続出することが懸念されます。
DAZNとの放映権契約を解除したリーグ・アンは、来シーズンから自らの「100%リーグ・アン チャンネル」で試合を中継することを決定しています。その制作を担当する業者の選定が進んでおり、現在は2社に絞り込まれました。6月中にも決定する見込みとのことです。
DAZNが制作に関与する交渉も進められていましたが、どうやら物別れに終わった模様。DAZNはリーグに対して8,500万ユーロ(1億ユーロとの報道もあり)の手切れ金を支払うことになります。
Canal+が提示していた独占配信についても交渉は成立せず、来シーズンは複数の業者を通じて「100%~」が放送・配信されます。その中にはCanal+も、そしてDAZNも含まれるようです。料金は月額20ユーロ以下に抑えたい意向ですが、まだ正式発表はされていません。
問題は「100%」を称しつつ、実際には100%の試合を提供できないということです。昨シーズンは毎節9試合のうち8試合をDAZN、1試合をbeIN Sportsが生中継していました。DAZNとの契約は解除されましたが、beINとの契約が残っています。100%の中継を実現するには、beINに売った権利を買い戻す必要がありますが、こちらも実現していません。
開幕まであと1月半ほどに迫りましたが、まだまだ混乱は続きます。
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