楽天、NBAドラフト&サマーリーグを配信。

NBAは最終第7戦までもつれこんだファイナルが決着し、今シーズンが終了となりました。NBAの放映権を持つ楽天の今後が気になるところですが「NBA Rakuren」では、6/26~27(日本時間)に開催されるドラフトと、7月に開催される3つのサマーリーグを配信すると発表しています。


この発表は少なくとも7月まで楽天とNBAの契約が続くことを意味しますが、それ以上のものではありません。来シーズンの動向については確定していませんので、正式発表までお待ちください。

今回の放送が今シーズンの扱いなのか、あるいは来シーズンの扱いなのかも気になるポイントです。アメリカ国内ではドラフトとサマーリーグはESPNでの放送となっていますが、来シーズンから始まる新しい契約では、ドラフトは引き続きESPN(初日はABCでも)、サマーリーグはESPNとAmazonがそれぞれ半分の試合を放送することとなっています。ただ、アメリカでの放送予定はまだ正式発表がなく、どちらかを確定させることができません。


もし来シーズンに属するとなるとAmazonにも権利が発生し、グローバルが対象なので日本での配信があってもよさそうです。しかし、日本のAmazonはNBAを「10月開始」と告知しており、配信予定はありません。そうなると今シーズンなのかな・・・という気もしますが、まだまだよく分かりません。

ファイナルが終わったことで、WOWOWによるNBA中継も終了となりました。楽天からサブライセンスを受けての放送でしたので、サブライセンス契約が終了するということは、楽天側に何かしらの変化が生じたということです。


おそらく、NBAと楽天の契約もいったん区切りを迎えたのではないかと推測されます。来シーズンから参入を発表しているAmazonは、アメリカ本国を含むグローバルで契約を結んでいますが、裏を返せばグローバル規模で今シーズンが契約の区切りであると言えます。


果たして楽天は契約を延長できるのか。もし延長となれば、再度WOWOWとサブライセンス契約を結ぶ可能性もゼロではありませんが、大々的に終了を発表しちゃってるだけに、おそらくないんだろうなぁ・・・という気がします。


楽天が独占販売してきた「NBA League Pass」についても、Amazonがグローバルで販売権を獲得したと発表されています。こちらの動向も含め、正式発表がありましたら取り上げます。

本記事の執筆後、楽天モバイルがU-NEXTとの提携を発表しました。もし楽天が引き続きNBAと契約し、来シーズン以降も楽天モバイルを通じて提供されるのであれば、大きな競争力を生みだしそうです。


あるいはU-NEXTと共同戦線を組むというシナリオも考えられます。WOWOWへのサブライセンスを打ち切ったのもそのためか?などと妄想は膨らみますが、現時点ではなにも分かっておりません。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000