リバティメディアのMotoGP買収が承認。
F1の運営会社を所有するリバティ・メディアが、MotoGPの運営会社であるドルナスポーツを買収する計画が、EUの承認を得たと発表されました。これにより、4輪と2輪の最高峰レースが同じ資本の下で運営されることになります。
この発表自体は昨年の4月に行われていましたが、承認を得るまでに1年以上が経過していました。当初の案では、リバティ・メディアがドルナスポーツの株式86%を取得するとなっていましたが、今回の発表では84%と微妙に少なくなっています。これが何を意味しているのかはちょっと分かりませんが。
これによりレースの運営は効率化されていくものと思われます。ただ、すでにF1は年間24戦、MotoGPも22戦が開催されており、カレンダーの調整は難しいでしょう。サーキットの安全基準も異なるため、同一会場での併催も難しいと考えられます。
当ブログ的には、放映権の管理が統合される可能性について考えることになりますが、それもまただいぶ時間がかかりそうに思います。同じモータースポーツではあっても、両者のファン層がそんなに重なっているわけではなさそうなので、まずは相互に関心を持たせる工夫が必要になってきそうです。
リバティ・メディアがF1を獲得してからは、とくにアメリカでF1人気を伸ばすことに成功しました。ブラッド・ピット主演の映画もまもなく公開されます。これまで培ったノウハウをMotoGPに注ぎ込むことが期待されます。
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