【現地観戦】将棋日本シリーズ、不適切発言で映像お蔵入り?
8月16日に新潟市で開催された「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の渡辺明九段 vs. 山崎隆之九段戦。それから1か月が経過したのですが、当時の映像がアップされず「お蔵入り」状態となってしまっています。通常であれば、主催者であるJTの公式WebサイトとYouTube、そして中継を行ったABEMAで視聴できるのですが。
実はこの対局、私も運よく抽選に当たったので会場で観戦しておりました。後から映像をふり返ることができない状態なのは実に残念なことです。
こうなった原因は明確で、聞き手を担当した女流棋士の不適切な発言によるものです。これは会場で聞いていたので当然わかります。さすがに皆さん静かに観戦していたので、会場の空気がざわつくといったことはありませんが、一緒に観戦していた妻が「これって本当のことなの?」と後で話しておりました。
具体的に何の話だったのかはさすがに書けませんけど、確かに噂レベルでは聞いたことがあるような話です。ただ、正式に何かしらのメディアで公表された話ではありません。
また、この棋戦は一般公開されており、解説者が対局者のすぐ脇で話すという珍しいスタイルです。それゆえに、解説の際も具体的な手は言わず、指示棒を使うなど気を使っているのですが、まぁよくも本人が聞こえる場でこんな話するなぁ・・・とは率直に思いました。
アップロードするならば、当該部分の音声をカットするしかないと思いますが、それをやるのもまた手間ですし、本人の失態をさらに際立たせてしまうことになります。生中継の恐ろしさです。でも、当日会場に居合わせた者としては、繰り返しになりますが残念でしかありません。
【追記】
本稿執筆後、渡辺九段が再度休場すると発表されました。残念でなりませんが、元気な姿を直接見られたのは貴重な体験でした。早い回復を祈ります。
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