【追記あり】ゴロフキン、DAZNと契約か。ミドル級の大物抱え込みへ。

昨日に続き、ボクシングの話題。

長年に渡ってアメリカのボクシング中継を支えてきたCATV局・HBOが昨年撤退したことで、他局による選手の獲得競争が激しさを増している。

その中でもキープレイヤーとなっているのはESPNとDAZN。以下の記事ではミドル級の大物・「GGG」ことゴロフキン選手がDAZNと契約するのでは、と書かれている。
DAZNは昨年、同じミドル級の「カネロ」ことアルバレス選手(WBAスーパー・WBC王者)と大型契約を結んだ。また、DAZNと合弁会社を設立しているマッチルーム社の傘下には、アンドラーデ選手(WBO王者)とジェイコブス選手(IBF王者)がおり、ゴロフキン選手が加わればマッチメークの幅が実に大きくなる。

5/4(現地時間)にはカネロvs.ジェイコブスの統一戦が決定した。その先には当然、カネロvs.ゴロフキン戦が視野に入ってくる。
両者の対戦成績はカネロの1勝1分けだが、僅差の判定でありゴロフキンの株は落ちていない。また、カネロから禁止薬物が検出されたため試合が延期されたという因縁もある。3度目の対決が実現することに期待したい。
余談だけど、カネロから検出されたクレンブテロールという薬物は、カネロの母国であるメキシコを始め多くの国で家畜に使われており、たびたび問題になっている。
筆者としては自転車のコンタドール選手のイメージが大きい。彼も中国で食べた牛肉のせいだと主張したが、結局出場停止処分を受けることとなった。

因縁はリングの上で決着をつける。やはりこれが理想でしょう。

なお、村田選手からWBA正規王座を奪取したブラント選手は初防衛に成功。しかし、彼が契約する(村田選手も)トップランクはESPNと関係が深い。
また、WBC暫定王者のチャーロ選手はFOXと関係が深く、彼らのマッチメークは今後難しくなってくるだろう。

あと、カネロにはライトヘビー級への転向説があることも記しておかないといけませんね。一寸先は闇。何が起こるのかさっぱりわかりません。
【追記 3/9 0:30】
どうやら決まったようですね。ライバルのESPNが報じているから信じちゃう。
年2試合を3年間、計6試合の契約だとのこと。すでに36歳ということでキャリア的には晩年期を迎えることになるけど、今年の2戦目でカネロ戦(3度目)が組めるといいですね。

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