【随時更新】2019 プロ野球ネット配信まとめ

【初稿 2019/3/1】
【最新の修正 2019/3/2】
DAZNから広島・ヤクルト主催試合の消滅が確定し、ファンがざわざわしております。そこで、本記事では筆者が独自に調べた情報を記述することにします。
なお、ソースがないものについてはあくまで筆者の推測です。また、情報に変化があった場合や誤りが見つかった場合には随時更新していきます。(変更履歴は残します)
もちろんではありますが、筆者は本記事に登場するどの企業とも無関係な、単なる一プロ野球ファンです。

■広島カープ主催試合について

●DAZNの代替手段
・スカパー「プロ野球セット」
・JSPORTSオンデマンド

●広島県内からのアクセスはブロックされるのか
・JSPORTSによると今年もブロックがあるようです。

●なぜ撤退したのか(推測)
・DAZN側は一昨年から3年契約を結んでいるとの記事が存在しており、本来であれば今年までは配信されたはずです。
・ただ、DAZN側に契約を途中で破棄されるような瑕疵があったとは考えにくいです。
・広島のテレビ放映権は地元各局に配分されており複雑な状況です。各局それぞれに思惑があると推測されます。
・結局のところ謎です。

■東京ヤクルトスワローズ主催試合について

●DAZNの代替手段
・スカパー「プロ野球セット」
・FODプレミアム⇒ライブ配信のみ
・フジテレビONEsmart⇒見逃し視聴も可能
  ※スカパーなど他のプラットフォームのオプションサービスという扱いです。
・スカパー、CATV、ひかりTVなどでフジテレビONEを契約
  ※各プラットフォームが提供するアプリで視聴できる可能性あり。詳細は公式サイトにてご確認ください。

●なぜ撤退したのか(推測)
・ヤクルト球団の株主にはフジテレビの持株会社であるフジメディアホールディングスが名を連ねています。
・自社で囲い込みたいとの意向はやはりあるのではないかと思われます。
・1球団でも撤退すればDAZNにとって大ダメージになることは自明なので強気に交渉できたことでしょう。
・また、ミクシィがスポンサーについたことにより資金力もパワーアップされました。
・現時点での推測としては、これらの複合的な要因としか言いようがないですね。

■スカパーによる12球団配信について

●本当に12球団配信されるのか?
・スカパーは「配信する」と発表していますが、それと同時に全試合配信できるかは「調整中」としています。
・執筆時点(3/1)において、巨人と阪神(スカイA放送分)については配信が確定していません。
・また、広島とロッテについては公式戦の配信が決まっていますがオープン戦については確定していません。
・最新の情報はスカパーの放送予定をご確認ください。

【修正 3/2 1:00】
巨人と阪神(スカイA)については公式戦から配信が開始される模様。

●DAZNと比較してサービスはどうなのか?
・「見逃し視聴」「追っかけ配信」についてはチャンネルによって対応が変わりますので各自ご確認ください。
・ハイライト配信は基本的にありません。フジテレビONEの契約者であれば「プロ野球ニュース」が視聴できるのでこちらを観るのも手でしょう。
・テレビ録画はもちろん可能です。

●アンテナがなくても視聴できるか?
【修正 3/2 1:00】
・スカパーオンデマンドを単独で契約することは可能ですが、プロ野球セットを視聴するには放送サービスの契約が必要となります。B-CASカードを用意しましょう。

■DAZNについて(すべて推測)

●なぜ公式に発表しないのか?
・もちろん良いこととは思いませんが、他の放送局も放映権を獲得したときは発表し、失ったときは発表しないのが通例となっているのが現状です。もっとユーザーファーストで考えてほしいものです。
・広報が認めただけマシ、というところでしょうか。

●もっと札束を積むべきだったのでは?
・さまざまなしがらみがあり、札束で解決する問題ではなさそうです。
・昨年より、パリーグ6球団のネット配信権を一括管理するPLM社と5年契約を結んでおり、この時の条件よりも大きく上回る提示は難しいでしょう。
・PLM社の売上は約50億円で、約9割がインターネット配信事業とのこと。自社で運営する「パ・リーグTV」のほか、DAZN・楽天・ソフトバンクに放映権を販売しています。
・逆算すると、DAZNの支払額は年間10~15億円程度といったところでしょうか。1球団あたりだと2億円前後です。

●経営に不安があるのでは?
・現在は初期投資の時期にあり、巨額の赤字を垂れ流していることは事実です。
・しかし、バックにはウクライナ出身の大富豪が率いる投資会社がついており、直ちに危機に陥る可能性は低いと考えられます。

●もともとやる気がなかったのでは?
・スポナビライブの撤退により棚ぼたで11球団の権利が入手できたという事情もありますが、それ以前から広島・横浜と独自に契約していたのでやる気がまったくないとは言えないでしょう。
・ただし、サッカーに比べて海外に展開しにくいコンテンツであることは認めねばなりません。

以上

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