【現地】J3・松本山雅、まさかの西が丘開催
10月、ホームスタジアムで発生した鉄骨落下事故によって、ホームでの開催ができなくなったJ3・松本山雅。その後長野や甲府のスタジアムを借りてしのいできましたが、11/29のシーズン最終戦は東京・味の素フィールド西が丘(味フィ西)での開催となりました。
地元メディアの「信州スポーツキングダム」では、代替地が西が丘に決定した経緯や、開催に奔走するスタッフの姿を取り上げた記事が掲載されています。
この試合、筆者も足を運んできました。もともと父が長野県出身だったので気になる存在ではあったのですが、残念な経緯とはいえ首都圏で試合が行われるケースはめったにありません。同じことを考えていた人も多かったのは、チケットは前売時点で完売したそうです。
観客数は4,642人と発表されています。西が丘は立ち見を含めて7,000人程度のキャパシティであり、完売というわりには少なかったという印象です。この試合の前週、11/23にはJFL・クリアソン新宿の試合があり、5,690人を集めています。
今回の記事によると、183社にのぼるスポンサーのバナー広告をなるべく掲示するために座席をつぶす必要があったこと、そしてスポンサー向けの招待券がどれだけ利用されるか実態を把握することができず、前売の枚数を若干絞らざるを得なかったことが影響しているようです。
とは言え、地元の皆さんには申し訳ない気持ちもありつつ、大変盛り上がったことも事実です。東京都内をホームとするクラブ、とくにWEリーグ・日テレベレーザの協力があったとのことで、関係者の皆さまには厚く御礼を申し上げます。
試合内容も面白いものでした。とくに松本山雅の1点目は超ロングシュートが決まったもので、ぜひハイライト映像などでご確認いただけると幸いです。
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