【知ってた】愛知アジア大会、TBSで放送。

来年9月、愛知県を中心に開催される「アジア大会」について、TBSが中継すると発表しました。日本では1994年広島大会以来、32年ぶりとなります。

これまでもアジア大会の中継を行ってきたTBSだけに順当な結果と言えますが、実は9月にぽろっとネタバレしていました。「知ってた」としか言いようがありません。

前回(2023年)の大会では、TBSとともにU-NEXTがライブ配信を行っています。今回についても引き続きU-NEXTが配信するのが有力ですが、国内での開催であり規模も大きくなりますので、TVerなど他の媒体での配信にも期待したいところです。

さて、アジア大会については開催経費の増大が懸念されています。当初の見積もりは1,200億円程度でしたが、現在は3倍以上にあたる3,700億円に達しているとのこと。円安や人件費、建築費用などの高騰といった要因はもちろんあるのですが、今後検証が求められることになります。

組織委員会は国に400億円規模の支援を要請。国は136億円を今年度の補正予算案に組み込む方針を決めたとのことですが、当初予定されていなかった国費が投じられることによって、この問題は日本全体で考えるべきものとなっています。

東京五輪で発生した汚職により、アジア大会では電通が辞退し、新東通信など4社がマーケティングを担当しています。今年開催された大阪・関西万博とともに、電通が抜けても国際イベントが成立するかが試されています。

スポーツ界においても「電通外し」の動きが進んだ1年でしたが、先日のワールドカップ放映権では一度外された電通が復権しています。このあたりの動向も今後ウォッチしていくべき対象です。