J百年構想リーグは全試合DAZN。ルヴァンがスポンサーに

来年2月に開幕するJリーグの特別大会「百年構想リーグ」について、開幕節と第2節の日程が発表されました。

また、あわせて放送・配信についても発表されています。インターネット配信は全試合DAZNとなっており、昨シーズンJ3を無料で配信していたLeminoの名前はありません。放送局については地方ローカルの数試合のみが発表されました。年明けに追加発表があるとのことで、NHKなどもその際に追加されるものと思われます。

DAZNとJリーグが現在結んでいる放映権契約には、シーズン移行のことが触れられていません。以前から計画はありましたので、何も打ち合わせていないということはないでしょうが、いくつかの疑問があることも事実です。

• DAZNとの契約はJ1・J2が対象でJ3は含まれないが、J2・J3混合の大会はどのように処理されるのか
• J3も含め、全試合DAZNでの配信となりました。
• J3の契約は今年でいったん切れるが、継続されるのか。またドコモと結んでいるJ3の契約はどうなるのか
• ドコモ(Lemino)の名前はありませんでした。2026-27シーズン以降についてはまだ分かっていません。
• 契約期間は2033年までだが、シーズン以降にともない半年延長(または短縮)されるのか
• 今回の発表ではとくに触れられていません。
• 特別大会の放映権料はいくらになるのか
• 12/15に発表された2026年度(半年間)の予算では109.5億円となっており、今年(219億円)のちょうど半分であるため、今年と同水準を見込んでいるようです。

また、前日の12/25には、百年構想リーグのパートナー企業が発表されています。基本的にはJリーグとほほ同じで、引き続き明治安田がタイトルパートナーとなっていますが、注目すべきはヤマザキビスケットがトップパートナーに名を連ねたことです。

言うまでもなくルヴァンカップの冠スポンサーですが、2026年の前半はルヴァンカップを開催しないことがすでに発表されています。今年をもってひと区切りとなったスーパーカップとともに、今後カレンダーにどう組み込まれていくかは今後の発表を待たないといけません。

まずはスポンサーを継続してくださったことに感謝です。もっとも、ルヴァンカップを続けるのであれば予算をとっといたほうがよいのでは・・・とも思ったり。

なお、天皇杯については2026年8月に開幕し、決勝は6大会ぶりに元日開催となることがJFAから発表されています。ちなみに2026年の元日には皇后杯の決勝が開催されます。