LIV移籍のケプカ選手、PGAへ出戻り
2022年にPGAツアーからLIVゴルフに移籍していたブルックス・ケプカ選手が、PGAに復帰すると発表されました。LIVに移籍した選手がPGAに復帰するためには1年の出場停止が義務付けられていますが、PGAはメジャー大会優勝者を対象に特例を認める制度を新設。即時の復帰となりました。
LIVは移籍選手に莫大なギャランティーを支払っており、戻ってくるにしてもPGAに残った選手からは不公平だとの声があがります。PGAはケプカ選手に対し、500万ドルをチャリティーに寄付するなど金銭的なペナルティを科したとのことです。
それも受け入れるのですから相当な覚悟が必要にも思えますが、少なくとも1億ドル以上のマネーを受け取ったとされており、さほど痛くないだろうとの観測もあります。
LIVの大会には世界ランキングのポイントが加算されないため、メジャー大会への出場資格が極めて得にくくなっていました。その改善に向け、今年からは従来の3日間・54ホールを4日間・72ホールに改めることにしたのですが、3日間大会でスケジュールにゆとりがあることを魅力に感じていた選手も多いとされています。もっとも、それ以上にマネーが魅力なわけですが。
今回の特例の対象となっている選手は4名おり、中でもブライソン・デシャンボー選手の動向も注目されています。昨年にもPGA復帰の噂が立ちましたが、本人は否定しています。今年のLIVは2月5日に開幕しますが、PGAは2月2日を特例の申請期限に設定しました。果たして追随する選手は現れるのでしょうか。
一時は統合に向けて雪解けムードも漂っていたPGAとLIVですが、もはやそんな空気はまったく感じられません。トランプ大統領が介入するとの噂もありましたが、不発に終わっています。どちらが先にギブアップするか、持久戦のフェーズに突入しています。
LIVが赤字続きなのは間違いないのですが、サウジの資金は無尽蔵です。いつまで続くか想像もつきません。最近では、イギリスのTNT Sportsと放映権契約を結んだことが発表されています。
PGAには試合数を減らす可能性が囁かれています。建前としては、NFLのプレーオフ、そしてスーパーボウルが開催される1月から2月頭の時期を避け、シーズン開幕を2月中旬にするという案なのですが、単純に試合数、そして賞金総額が減るということになれば、選手たちには当然大きな打撃となります。
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