ルイス・ハミルトン、F1無料放送の減少を嘆く。

続々とシーズンインしていることから、必然的にモータースポーツの話題が増えていっております。

ルイス・ハミルトンは昨今の無料放送が減少している状況にご立腹なようす。
記事にある通り、彼の母国であるイギリスでは有料放送のスカイスポーツが放映権を握る。チャンネル4はCMを入れることが認められている公共放送と民放の中間的存在だが、それでも採算がとれず、ライブ中継から撤退することとなった。

F1に限らず、放映権料の高騰によってヨーロッパ諸国の公共放送が放映権を手放すケースが多発している。そして、この流れは日本のNHKにも少なからず影響を及ぼしている。
なお、NHKに関する話題については、近日中に取り上げる予定です。

また、F1を運営するリバティ・メディア社はOTTサービス「F1 TV Pro」の拡大にご熱心。無料放送・有料放送・OTTを使い分ける戦術は他のスポーツでも見られるけど、さすがに風当たりが強くなっている。
リバティ・メディアによると、昨年の延べ視聴者数は4.9億人で前年より10%増加。収入は18億ドルで2%の増加とのことだが、6800万ドルの赤字が発生しているとのこと。

拡大路線をとりながらも、赤字もまた拡大していては意味がない。リバティ・メディアによって中継の質が向上したことは認める。昨年は「投資の年」だったと言うが、その投資が花開くかは今年にかかっている。

まぁ、結局のところレースが面白くないと発展はないんですよね。そろそろレギュレーションにも抜本的にメスを入れる必要があるのでは、と個人的には思っております。いちおう今年も半ば惰性で観るつもりですが。
今年も日本でのF1中継はフジテレビNEXTとDAZN。昨年は日本GPのみBSフジで録画中継されましたが、それ以上に拡大されるかは結局のところスポンサー次第です。

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