海と空の争い。IRIS社が五輪放映権を獲得
最近はグローバルを対象にしたものも増えてきましたが、基本的に放映権は国単位で売買されます。しかし、どの国にも属さない放映権というのもあり、公海上を航行するクルーズ船や、航空機などで視聴できる映像の権利はまた別になっています。
それらを"in-ship"および"in-flight"と呼んだりするのですが、IOCは今回のミラノ・コルティナ五輪から4大会分の権利について、代理店のIRIS Sports Mediaと契約したとのことです。
前回まで権利を持っていたのは同じく代理店のIMGで、傘下に「SPORT24」という放送局を持っています。確かに、現在の番組表を確認すると、オリンピックの放送がないことが分かります。プレミアリーグや欧州CLなどが流されていますが、その中にACLが混ざっているのはちょっとにんまり。エミレーツとかカタール航空とか、中東の航空会社と多く契約しているからでしょうか。
では、代わりにどこで五輪が視聴できるかという話なんですが、SESという衛星の会社がプレスリリースを出していました。航空機についてはこの会社の衛星を通じて受信するようです。船舶については残念ながら見つかっていません。
IRIS Sports Mediaは最近ちょこちょこ名前を見かけるようになった代理店で、もとはIMGのメンバーが独立して作られた会社だとのこと。今回はIMGから権利を奪取する形となりました。
昨年は、DAZNがグローバルで獲得したクラブワールドカップについて、アフリカや中米の代理店となっています。また、最近ではジロ・デ・イタリアを主催するRCS Sportの代理店になったことも明らかになりました。ついにIOCにも食い込んだということで、今後マークする必要がありそうです。
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